2016年08月13日

シン・ゴジラが面白かった話

沈です

眠れないのでブログ書こうかなあなんて
昨日からツイッターでうるさく言うてますがシン・ゴジラを観てきました

これがねーめっちゃくちゃ面白かった!
2時間に詰めこまれた情報量と観ていて気持ちいいテンポにスピード感、日本に住んでるほとんどの人間が刺さるんじゃないかというストーリー
どんな話かと聞かれたらコピーの「ニッポン対ゴジラ」以上のことは何もやらないんだけど、そのニッポンにいろんなものが詰まってる

ゴジラ観たことなかった自分は、長くシリーズが続いていてファンも多くて新規は近寄りがたくてシン・ゴジラもターゲットはゴジラファンや特撮ファンなんだと勝手なイメージと偏見で全く観るつもりがなかった
だから「シリーズ観なくても楽しめる」「日本人のための映画」という評を見かけてそうなの?と観に行った時は「ゴジラをこんな間口が広い作品として作ってすごい!」なんて偉そうなこと思ったんだけどでもそれはすごい勘違いで、ゴジラって作品は時代に合わせて間口を広く作っている作品なんだとあとから気付いた
だからシン・ゴジラはゴジラファンや特撮ファンじゃなく日本に生きる人のための映画って思ったんだけど、たぶん2016年現在の日本に生きる人のための映画ってのがより近い気がする
もっと言うと、3.11を経た今現在の日本に生きる人

日本に生きる人っていう回りくどい言い方をしてるのは、在日で祖国や国籍のアイデンティティが曖昧な自分にめちゃくちゃ刺さったのに日本人のためのと断定することに違和感があったから
もう一つは石原さとみ演じるカヨコ・アン・パタースンが原爆について触れる台詞で庵野監督は日本人じゃない人も「ニッポン」に含めていると思ったから
日本人はもちろん日本で暮らす人であったり住んでなくても日本に家族友人がいる人であったり、そういう日本に思い入れのある人全部ひっくるめた、「ニッポン」のための映画だなあって、ぼかぁ思ったんだ、思ってばっかり

だから他の在日や日系の方がシン・ゴジラを観てどう思ったのかはすごく聞きたいんだよなあ

まあそんな私のアイデンティティなんてどうでもいい話はこの辺にして単純にエンターテイメントとして超ー面白かったよね!
こっからはネタバレしまくるから観ようと思ってて未見の人は読まないでくれ!
まっさらな状態で観てくれ!






まずゴジラがさあ、超怖えの
あの上陸してくる第二形態のビジュアルがあまりにキモすぎて最初ゴジラだと思わなかった
だから立ち上がった時の「お前がゴジラやったんかーい!」っていう衝撃ったらないすよ
そして3.11を彷彿とさせるっていうかもはやトレースな街の破壊描写、とにかく最初の30分間でゴジラという虚構と震災のフラッシュバックという現実に植えつけられる恐怖感
そこへ頼りない政治家たちの対応が不安を煽る煽る、「え、動くの?」で思わず笑っちゃったよ
おまけに第三形態が海へ帰った次の日の東京の、普通に生活する人たちが、まんま震災次の日の自分で、もうこの時点でかなり精神的にやられた

あと巨災対のメンバーがみんないいよね
市川実日子の尾頭と高橋一生の安田は特に漫画みたいで素敵だった
安田の「こんなのありかよー!」は笑ったし「シャワーくらい浴びてもよいのでは」って言ってる尾頭の顔に髪の毛が一本くっ付いてるのが彼らの苦労を物語っていてグッときました、みんな大好き尾頭ヒロミ
あと余貴美子の防衛大臣は素晴らしかったなあ、そんなに変化するわけではないのに表情ですべて伝わってくる
あと平泉成の里見総理大臣代理、大杉漣の総理が段階を追って顔付きも声色も頼もしくなっていくのに対し最初から最後まで同じトーンで訥々と喋るという対比もいいです

あと人の死をほんとにあっさり描いちゃうとこ、死んだ大臣たちの写真が映ってるテレビにピントすら合わない

やったか?!→やってない

ゴジラに凝固剤を投与するクレーンみたいなのの説明が紙ペラって出して「民間機を使います」の2秒くらいで終わるのもいいスピード感、「お前誰?!でも超かっこいー!」ってなる

無人在来線爆弾!

あとテレ東とか割れる下顎とか容赦ないレーザービームとか無人の本部で回り続けるワークチェアとか自衛隊超かっこいいとか下にでるテロップとかもーとにかく語りだしたら止まらないぜ!

もっかい観てー!
posted by 沈ゆうこ at 04:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

僕たちはジョジョの奇妙な冒険大好き演劇人です

沈です、今日も暑いね

最近は毎日稽古稽古アンド稽古って感じですが合間にちゃんとアニメも見てます、ちゃんとってなんだ

4月からジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないが絶賛放送中なわけですが、やーやっぱり4部面白いですね!
ジョジョだと4部が一番好きです

4部は今までと違って舞台が日本で敵キャラも日本人で馴染みがあり「一見すると普通の人」なだけに他の部よりも本性が現れたときのインパクトが強烈になっている気がします、由花子とか、露伴とか

てことで最近いろんな人とジョジョの話をする機会があるのですが、その時にジョジョを読んだことない人にすすめるにはどうしたらいいかなあとすごく考えてます

興味がない人に無理にすすめることはしませんが、興味あるかも…みたいな人の背中を押してあげれるプレゼンをするにはどうしたらいいかをめちゃくちゃ考えています
ていうのも自分が昔興味があってジョジョすすめてくれた人に「どういう話でどこが面白いのかできればわかりやすく教えてください」と聞いて「人間讃歌」「いいから読め」と言われてまじ今すぐこいつを殺してやろうかくらいに思ったことがあるからです
もーさーこんなんで読むわけないじゃん、この人いざ読み始めたときもわざとコアな話題ばっかり振ってきてほんとに嫌いでした

て言いつつ自分もジョジョ知らない人を置いてけぼりにしてしまったことがあるのであまり強くは言えないのですが、だからこそどうしたら読んでくれるかなーってのはちょくちょく考えてます

なんかそういう企画とか誰かやってくれないかな、ジョジョの奇妙な演劇人みたいな

あとラブライブ大好き演劇人もやってほしい
posted by 沈ゆうこ at 16:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

次回出演情報MU『狂犬百景』

沈です

最近やっと梅雨明けしましたね、外に出ると夏やで!って感じでとても良いです、日差しの暴力!

沈は最近ポケモンGOにハマった流れで人生で初めてウォーキングを始めました
極力歩きたくない人間の私が、毎日最寄りより2駅手前で降りて遠回りしてポケモン探して歩いてます
すごいねポケモンGO、しばらく飽きる気配がしないので体力とかいろいろ付けばもうけもんだぜ

さてさて、わたくしは今9月のアガリスク本公演の稽古真っ最中なんですが、もう一つ稽古が始まりました

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じゃーんこちら!
10月にMU『狂犬百景』に出演します!
2年前に原宿VACANTで行われ2日間で400人以上動員した狂犬ゾンビ群像劇が帰ってきます、今度は三鷹に!星のホールに!

初演に引き続き出演させていただけることになりました
やー嬉しい!大好きな作品なのでまー嬉しい!

今日からチケットも発売です
10月はぜひ三鷹のMUを観に来てください!

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三鷹市芸術文化センター・星のホール MITAKA “Next” Selection 2016

『狂犬百景(2016)』

2014年初演、星のホール選出を射止めた本作品を改訂し再演!

脚本・演出:ハセガワアユム(MU)

出演:古屋敷悠(MU)、青木友哉、井神沙恵、真嶋一歌(リジッター企画)、沈ゆうこ(アガリスクエンターテイメント)、佐野功、佐々木なふみ、古
市みみ、植田祥平、大塚尚吾、青山祥子、山崎カズユキ(ECHOES)、森久憲生(TANGRAM)、菅山望、森口美香、加藤なぎさ、浜野隆之(下井
草演劇研究舎)、成川知也、星秀美(レティクル東京座)、NPO法人(ポップンマッシュルームチキン野郎)、長尾友里花(柿喰う客)、黒岩三佳(キリ
ンバズウカ)


■イントロダクション

《ゾンビ映画に愛情とオマージュを捧げつつも一線を画すのは、「人」ではなく「犬」。
MUが三鷹市芸術文化センター・星のホールで贈る、4つの短編連作が織りなす大長編。》

2014年に原宿VACANTにて二日間の上演にも関わらず400人以上を動員し、本企画MITAKA “Next”
Selectionへ選出されるきっかけとなった、劇団として記念すべき作品を一部改訂し決定版として再演!
『少 年は銃を抱く』(2015年上演)で日本劇作家協会新人戯曲賞にノミネートしたハセガワアユムが脚本・演出を務め、小説家の戸梶圭太氏作曲の音楽が彩り、ままごと『わが星』出演など幅広く活躍するキリンバズウカの黒岩三佳をヒロインに迎え、MU渾身のキャストと共に贈ります。

■あらすじ

−−− 東京の街には狂犬が溢れている。コンビニ、製菓会社のオフィス、漫画家の豪邸、動物愛護センター、etc
...。ゾンビの如き狂犬たちに追われても、 「犬より人間のほうが優位」な無意識が産み出す、恐怖と罪と葛藤と笑い、新しい風景。

「あたしたちのことはもうどうでもいいけど、ベロの親だったことは忘れないでよ」

■解説

MITAKA “Next" Selectionとは …
三鷹市芸術文化センターが毎年気鋭の劇団を招致し、全面的にバックアップを行い、宣伝、運営などを協力し、次世代を担う劇団を押し上げていく企画。
近年、岸田国士戯曲賞受賞作家を多く輩出する。

MU(ムー) … 2007年設立。主宰ハセガワアユムが尖ったセリフで「ありえない設定のあり得る物語」を紡ぐ。スタイリッシュなイメージと劇場で笑いが起きるギャップが魅力。


【チケット】
下記の予約フォームからご予約いただけます
予約フォーム

[全席自由席・日時指定・入場整理番号付]
一般:前売3000円/当日3300円
財団友の会会員:前売2600円/当日2900円
学生:前売・当日ともに2000円(当日学生証拝見)
高校生以下:前売・当日ともに1000円(当日学生証拝見)

☆早期観劇割引 ★平日マチネ割引
一般:前売2700円/当日3000円
財団友の会会員:前売2300円/当日2600円

10月1日(土)19:00
10月2日(日)14:00☆《託児サービスあり》
10月3日(月)休演日
10月4日(火)19:30
10月5日(水)19:30
10月6日(木)14:00
10月7日(金)19:30
10月8日(土)14:0019:00
10月9日(日)14:00
10月10日(月・祝)14:00

※受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前


企画・問い合わせ
MU制作 080-3242-3546
muweb.info@gmail.com /info@mu-web.net
公式サイト http://www.mu-web.net/
主催 公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団

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posted by 沈ゆうこ at 12:10| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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